メディカルクラーク検定

実はメディカルクラーク検定の資格が役立つとはあまり思っていませんでした。私の中ではランクの低い検定だと思っていたからです。ですが医療事務の仕事の面接を受ける上で意外と効き目があったようで驚きました。どうしてその検定が役立ったことが分かったかというと働き始めてから、採用担当の方に直接教えてもらったからです。この検定が決め手だったという話を聞いて、案外このような検定でも役に立つのだなと言うことが実感できました。

私は医療事務の学校に通っていました。勿論医療事務員になりたいと思っていたからです。ですが県外に出たおかげで自分の能力の低さをまじまじと実感させられてしまい、いろいろと落ち込みました。高校まではそれほど成績が悪いとは思っていませんでしたが、いざ外に出て見ると基礎学力が大違いで、周りと差が開きすぎていることにショックを受けました。医療事務の学校の中でどちらかというと劣等生の方でして、成績が悪かったです。毎回テストがあると補習を受けていて、ものすごく恥ずかしい思いをしました。

今までの学校は地域全体があまり勉強に対して積極的ではなかったためか私はそれほど目立った存在ではありませんでした。決して成績優秀者ではありませんでしたが、それほど悪い成績をとったこともなかったです。ですが県外の学校に通い出してからは大分勉強について行けなくて悩みました。医療事務の仕事が自分には合っていないのではないかとすごく悩む時期もありました。初期の方で取ったメディカルクラーク検定は楽に取得できたのですが、一番取得したいと思っていた「診療報酬請求事務能力認定試験」は取り溢してしまいました。メディカルクラーク検定は学校に通うほとんどの人が合格できた資格だったのですが、診療報酬請求事務能力認定試験は合格率が30%前後の難しい資格で受かる人も少なかったです。先生もこの資格が採用の命運を握るということを語っていました。

ですので、この資格に落ちた時はもう医療事務になることは無理だろうなと思っていました。誰でも取れるような資格を持っていても意味がないと思ったからです。そんな諦め半分感をちらつかせていた私は、医療事務の学校で取得した他の資格を活かして別の仕事に就こうかなと考えていました。ですが私と同じようにメディカルクラーク検定の資格のみを持っていた友達が一度やるだけ受けて見ると言って医療事務の求人に応募して見事合格しました。そこでその友達に「やるだけやってみれば」と背中を押されておそるおそる求人に応募しました。すると見事合格できたのです。 勿論難しい診療報酬請求事務能力認定試験を取得していれば採用に最も有利です。ですがそれが駄目だったとしても医療事務員になるチャンスはあります。メディカルクラーク検定の資格は意外と役立つので是非取得しておくことをオススメします。基礎的な勉強は勿論必要ですが、人並みに勉強すれば私のような劣等生でも合格できました。ですので、寝る間を惜しんで勉強しなければいけないというような難しいものではありません。

私は学校で資格取得しましたが、学校でこの資格を取得すると大変お金がかかります。短くても1年以上は通う必要があるので、学費が馬鹿になりませんし、生活費もたくさんかかりました。取得後に思ったのは「通信講座」もしくは「通学講座」を利用して取得すれば良かったということです。こちらならもっと短い期間で資格取得をすることができます。費用も大分安いのでとてもオススメの資格取得方法だと思います。最近はこの講座によって効率よく資格を取得して採用されたという方がたくさんいます。通信講座なら働きながら家で勉強して資格取得ができるためオススメです。医療事務の資格はランクが低いと思われた資格でも意外と役立ちます。ですので諦めずにいくつか採用試験を受けてみてください。私や友達のように採用される人もいるので諦めると損だと思います。